第8回日本口腔筋機能療法(MFT)学会学術大会

こんにちは。

広島市中区橋本町の矯正歯科専門医院歯科の衛生士スタッフです。

 

この度10月の13日、14日に行われた第8回日本口腔筋機能療法(MFT)学会学術大会のオンラインでの 講習を衛生士2名で受講してまいりました。

MFTにつきましては以前のブログで詳しい説明がありますのでよかったらそちらもご覧ください。

 

まずは2年目スタッフよりご説明させていただきます。

 

私達の医院でも小さなお子様から大人の方まで積極的にMFTを行っております。

正しい舌の使い方をマスターし、より良い口腔環境を整えるために必須なのがこのMFTで、いわゆる舌の〝筋トレ〟になります。

 

意外と簡単かと思いきや実際にMFTを行ってみると

難しい、うまく出来ない、やり方が分からないなど思う場面が多々出てくると思います。

その〝出来ない〟をどうやったら出来るようになるのか指導させていただくのが私達の役目です。

 

またその一方で、患者様に指導をする際に

どうしたら上手く伝わるのだろう、どう説明したらいいのだろうと私達自身迷う部分もありました…

 

ですが今回の講習では、MFTを行ううえで大事なことは指導者の根気や指導テクニックは勿論、スタッフ同士の連携、

院内のシステム化、動画や写真に残して記録する等を改めて理解することが出来ました。

ではその中で特に私達の印象に残っていることを一つご紹介致します!

 

 

まず一つ目ですが、皆さんポッピングは出来ますか?

ポッピングとは上顎と舌全体を陰圧に吸いつけてポンっと離し音を鳴らす訓練です。

この時重要なのは上顎と舌全体を陰圧にした際に舌小帯をピンとしっかり伸ばすことが大事になってきます。

舌小帯がしっかり伸ばしきれてない方はピチャピチャとただ舌を叩きつけているだけになっているので要注意です!

 

このポッピングが出来ない方が意外にも多くいらっしゃり、説明する際に

吸いつけてみて、と言ってもそもそも吸い付ける事が出来ない、やり方が分からないということがあり

私自身もどうしたら上手く伝わるのだろうと悩みました。

 

すると今回の講習ではポッピングがうまく出来ない方に対しては

〝出来るだけ大きなお口で舌打ちしてみて〟

というように指導をするとおっしゃっていて、そうゆう表現があったのかと小さな事ですが驚愕しました!(◎_◎;)

もしポッピングが出来ない方はこの方法でチャレンジして見てください!

 

 

以上より、MFTを指導させていただく側として今回の講習では学べることが多くありとても感化しました。

MFTのみで不正咬合が治った症例もあるほどとても重要で、口腔環境の健康を保つために一生を通じて使えるトレーニングでもあります。

これからも患者様に上手く伝える表現力、知識を身につけ皆様にご指導させていただきます。

 

MFTについてお聞きしたい事がありましたら是非スタッフにお声掛けください!(*^▽^*)

 

 

GOSI矯正歯科

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